2016年11月11日金曜日

攻撃的スタイル

BoutReview様より

トライフォース博多マネージャー(スタッフから昇格しました!)のヒサシの白帯視点シリーズが相変わらず読み応え半端ないです。

白帯スタッフの視点から 番外編 バック・トゥ・ザ2003年!日本柔術界の歴史を「格闘技通信」の特別座談会を通して紐解く!

記事の最後に紹介させて頂きましたが、後輩の弘中&荒牧が主宰するアカデミー「マスタージャパン福岡」にて、彼らの師匠の和道先生のセミナーが開催されます。

トライフォース博多からも泊代表に参加してもらいます。丹も参加する予定です。他の皆さんにもお薦め致します。

和道さんは私が最も影響を受けた先輩の一人です。あまり節操なく先生を増やすのは好きではないのですが、私にとっては先生の一人と言っても過言ではありません。

私の得意技でもあるニーオンベリー無限くるくるスイッチなどは、全て和道さんの動きに憧れ、目指し、真似ることにより習得したものです。

私が白帯の頃は、和道さんが出現すると噂される練習会に足を運んでは、ビデオカメラで和道さんのスパーリング動画を撮影させて頂きました。

そしてそれを毎日繰り返し観ていました。時には一晩中観ることもありました。いつしか声を掛けてもらえるようになり、教えを乞うことが出来るようになりました。

和道さんは、日本人としては初めて本格的なブラジル修行を行った人でもあります。ファビオ・グージェウ先生率いるサンパウロのアリアンシに所属していました。

私がブラジルでの修行先をアリアンシに決めたのも、和道さんの影響が大きかったと思います。アリアンシは立って良し、上良し、下良し、動く柔術、攻める柔術でした。

そんなの珍しくないじゃないかと言われるかもしれませんが、当時の柔術シーンにおいては、いわゆるグレイシー系の「負けない柔術」「守りきる柔術」が主流であり、それと一線を画するアリアンシ勢の攻撃的スタイルは先進的でした。

和道さんにまつわるお話でした。

2000年の団体戦にて(左から宍戸、野口、山崎、早川、和道、植松)