一説によると、柔術をはじめた100人の白帯のうち、黒帯まで到達する(=黒帯になるまで柔術を続ける)人は、そのうちの1人なのだそうです。
柔術の黒帯と聞くと、みなさんはどのようなイメージを持たれるでしょうか。
青帯は、白帯が知らないテクニックを100種類知っていて、
紫帯は、青帯が知らないテクニックをさらに100種類知っていて、
茶帯は、・・・とステップアップし、黒帯ともなると数百種類のテクニックを知っている人になる、このようなイメージを持たれている方が多いのではないでしょうか。
もちろんそれも正解の一つなのですが、本質的な部分ではありません。
私の考える黒帯とは、誰でも知っているテクニックを、誰よりもうまく使いこなせる人です。
何百種類もの豊富なテクニックを知っていたとしても、使いこなせないのであればあまり意味がありません。
トライフォースのプログラムでは、まず学ぶこと(履修すること)、次に使いこなせるようになること(習得すること)、この2つの学習行程を踏んでもらっています。
ベーシックカリキュラムが白・青帯の共通カリキュラムになっているのはその為です。
同様にして、アドバンストカリキュラムは青・紫帯の共通カリキュラムになっており、マスターカリキュラムは紫・茶帯の共通カリキュラムになっています。