2014年6月17日火曜日

世界柔術の聖地


2006年まで世界柔術が開催されていた柔術の聖地
「チジューカテニスクルービ」が映像に残っています。
グレイシーバッハ、グレイシーウマイタ、アリアンシ、ノヴァウニオン、
4大アカデミーによる応援合戦がすさまじかったです。
カリフォルニアの「ウォルターピラミッド」は
まだあの興奮のボルテージを超えてはいませんが、
これから多くの歴史が刻まれ、新聖地となっていくのでしょう。

こんにちは、早川です。

ぜひ世界柔術と呼んで下さい!by 中井祐樹先生
http://blog.livedoor.jp/paraestra_weekly/archives/28349293.html

『世界柔術』by 早川光由
https://www.facebook.com/yoshibjj/posts/584198524958722

以前Facebookやブログ等で話題にしたことがある「呼称」について。中井祐樹先生が提唱された「世界柔術」の呼称を、日本連盟は公式に発信しています。少しずつ浸透してはいますが、まだこれからでしょう。

毎年、世界柔術のシーズンに感じていますが、SNS等でこれだけ情報獲得ツールが豊富な中、検索ワードとして「世界柔術」、「ワールド」、「ワールズ」、「ムンジアル」等が氾濫していると、情報を一元化して収集出来ないもどかしさはあります。

「あの選手の結果が早く知りたい」と思った瞬間、メディアから個人の発信まで、同じ検索ワードで収集出来たら便利だなと思っています。呼称の統一というのはそういったメリットもあると思います。

そこは是非メディアに良い意味でリードして欲しいところです。個人ブログ等ではなく、メディアとしての自負を持って記事を書かれているサイトや雑誌ならば、ぜひ公式呼称を使用して欲しいと思っています。

統一されるのなら呼称はもちろん何でも良いのですが、あえて何かに決めるなら、深い見識を持つ中井先生の提唱、そして連盟の公式呼称を採用しない理由は逆にないと思います。

例えば「ワールド」であれば、その検索ワードには当然柔術以外の情報も多く紛れ込んできます。柔術情報のみを選別するのには長けていません。


「ムンジアル」はノスタルジックで個人的には大事にしている言葉ではありますが、世間一般にはどうしても理解に欠ける単語です。

ちなみにブラジルではあらゆる競技の世界大会のことをムンジアルと呼んでおり、柔術世界選手権を差す固有名詞というわけではありません。

そんなこんなで、個人の力は微力ではございますが、不定期に周知活動を続けていきたいと思います。