2014年12月4日木曜日

B柔術教則本コラム 番外編(2) キムラアームロック


こんにちは、早川です。

ブラジリアン教則本を手に取って頂いたみなさんに、いくつか確認して頂きたい点がございます。以下の記事をお読み下さい。


「103ページ キムラアームロック 写真3」

サムレスグリップレギュラーグリップの誤記載です。

サムアラウンドグリップと言った方がトレーニングに精通している方には伝わると思いますが、本書では「普通の掴み方」という意味でレギュラーグリップという名称を用いています。

せっかくですので、技術的なポイントも明記しておきます。

キムラを掛ける場合、相手の手首をサムレスグリップで掴んでしまうと、親指側からあっと言う間に手を抜かれてしまいますし、相手の手を前方に押し出すことも出来ません。よって必ず親指を回して掴みます(詳しくはDVDをご確認下さい)。

なおアップライトでキムラを極める場合は、両手ともサムレスグリップに持ち替えます。これはグリップブレイクを掛けるためです。レギュラーグリップを用いると、相手の手首から自分のグリップがすっぽ抜けてしまうので注意して下さい。


「111ページ クロスガード(フットワイパー)」
本のタイトルには上記のように表記されていますが、DVDのテロップ「クロスガード(ニーリング)」が正しいです。フットワイプというテクニックは、アドバンストカリキュラム以降に登場します。


「144ページ ラッソーの解除」 他
本とDVDで手順が微妙に前後しています。本書にはそういったテクニックも若干数ございますが、本とDVDのどちらの手順を用いても問題ございません