2013年12月6日金曜日
Road to Sky fall ~ロード・トゥ・スカイフォール~
今年の3月から、実はウェイトトレーニングを始めています。3日坊主になると思っていたので、しばらくは妻や周りの人にも内緒にしていたのですが、10ヶ月目に突入しましたので、話のネタにちょっと書いてみます。
施設はTF新宿で、パーソナルトレーナーは芝本幸司です。週1回のみで、1回1時間で全身の部位を鍛えるというやり方で指導してもらっています。そのために必要なウェイト器具を、TF新宿に新たに導入・設置しました。
芝本の知識、指導力は本当に素晴らしく、私のようなもやしっ子でも続けられるメニューを組んでくれて、モチベーションも高めてくれます。さすが業界最大手のフィットネスクラブでマネージャーを務めていた男だなと、芝本の引き出しの多さに改めて驚かされました。
みなさんご存知の通り、私は現役時代はウェイトトレーニングに限らず、フィジカルトレを一切行っていませんでした。否定派とかそんなんではなく、柔術第一世代の私には、限られた時間の中で、自分のトレーニングメニューにフィジカルトレを入れる猶予がなかったというのが正直なところです。
アメリカでもブラジルでも、幸いにして試合でパワー負けしたという経験がないので、あくまでも私個人の柔術スタイルに限っての話ではありますが、それほど必要性を感じなかったというのもあります。
ウェイトトレーニングを取り入れていれば、パワーは今より付いたかもしれませんが、結果としてテクニックレベルが今ほどには至らず、競技会での成績も残せなかったかもしれません。指導者としても三流で終わっていたかもしれません。取捨選択の問題だと思います。
色々理由を述べましたが、あの寡黙な作業にとても耐えられそうもないという逃げもありました。いやそれが一番だったかな(笑)。一度アライブ鈴木社長に基礎体力をチェックして頂き、ゴールドジムでトライしたことがあったのですが、1ヶ月くらいで断念してしまいました。俺は鉄の塊とは友達になれない・・・そう思いました。
そんな私が、時を超えて今回ウェイトトレ始めることになったきっかけは、今年の正月映画で「007スカイフォール」という映画を観たことでした。筋肉への憧れやマッチョ願望がなく、ムキムキになりたいとか思ったことがなかったのですが、ダニエル・クレイグの肉体美を見て、何故か生まれてはじめて「すごい!自分もこうなりたい!」と思ったのです。45歳でこの肉体が作れるのはすごいなと。
そう思って調べると、むしろ40代くらいがキン肉マンになるには適齢だなんて説も知りました。自分も競技者活動をセミリタイアした今だからこそ、格闘技における有効性うんぬんは抜きにして、体作りをしてみようかなと、そう思ったのでした。
さあ何から始めようかと考えた時に、よく考えら芝本がその専門家だったなと思いました。あいつ自身がムキムキですが、指導メソッドに関しても資格を有していました。相当なマニアです。これはもう芝本に頼むしかないと思い、依頼したというわけです。
今では毎回のトレーニングが楽しみでなりません。現在、私にとって最も楽しい時間、それがウェイトトレーニングになりました。いつも次回が待ち遠しいです。それもこれも芝本のお陰だと思っています。やはり1人では絶対続けられなかったと思います。3年後くらいにはダニエル・クレイグになれたら良いと思っています。
芝本は柔術のプライベートレッスンは週何本もやっていますが、彼にフィジカルのパーソナルトレーニングを依頼されている方はおられないのではないでしょうか?芝本は筋力アップやボディビル、ダイエットを目的としたトレーニングのパーソナルトレーナーとしても、本当に優秀だと思います。さっき聞いたら何とかかんとかという厚生労働省が認可する資格も取得していました。新宿には設備も揃っていますし、ご興味ある方がおられましたら、是非相談してみて下さい。