芝本幸司、さおり夫妻もテクニック検定を受験しました。
二人揃って記念すべき初100点を獲得しました。
ライブで1回、ビデオで1回厳しく審査しましたが、減点すべき箇所が見当たりませんでした。
この日に備えて二人共かなりのトレーニングを積んできたことが分かります。
大きな緊張感の中で見事なパフォーマンスを発揮してくれました。
シバモンすらかなり緊張していました。それが伝わってきて私も緊張しました(笑)。「最低でも100点」という宿命を背負った男だったので無理もないでしょう。
何故なら100点を出すのは作り手の私でも難しいはずだからです。
というのも、例えばある技について、Aという手順とBという手順、ぶっちゃけどちらでも良い場合があります。なので「DVDではどう演じたっけかな?」と私も確認するときがあるのです。
どちらのやり方でも、なんならC手順でもD手順でも、技が成功する方法を私は知っているわけですから余計に難しいのです。それは熟練者のシバモンも同じです。
しかし受験者にとってはカリキュラムの作り手の意図が不明なわけですから、とりあえず与えられた課題を完全再現しきるしかありません。
その部分においても無駄な減点を受けぬように、芝本夫妻はDVDを完全再現していたのでさすがだなと思いました。
さおりさんの練習への取り組み、向上心、師匠へのリスペクトは、これまで私が持った生徒の中でも記憶にないほどですが、今回の検定を通して改めてそれを確認することが出来ました。そうでなければ到底100点は取れないでしょう。
シバモン、さおりさん、おめでとう!そしてありがとう!