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2015年5月15日金曜日

アスタ・ラ・ビスタ、ベイビー


こんにちは、早川です。

芝本の世界柔術出場の時が今年も迫っています。

私の、そしてトライフォースの1年は、毎年この時期に行われる世界柔術を起点として始まり、終わり、そしてまた始まります。

芝本の黒帯でのチャレンジは2011年が最初であったかと思います。今回で5度目の挑戦です。

思えば私が現役をリタイアしたのは2006年でした。当時の私は30歳、すでに致命的な故障を抱えておりましたので、翌年度以降の世界柔術で、その年以上のパフォーマンスを発揮することはもう出来ないと判断したことが最大の理由でした。

芝本幸司は今年34歳の年です。私が世界をあきらめた年齢をとうに超えてます。

スポーツ競技者としては決して若くはなく、待ったなしの状況です。

そんな中、芝本に対して私がアカデミーとしての公式サポートを続けているのは、毎年常に彼が過去最強の芝本幸司を作り上げて来るからです。

年を追うごとにトレーニングの質も量も増しており、いつ身体が壊れてもおかしくない限界ギリギリの状況に身を置き続けています。

全身全霊でトレーニングを積み、強くなり続けている限りは、芝本の可能性に賭けてみたい。この気持ちは、彼を応援する者全てに共通する思いではないでしょうか。

今年も過去最強の芝本幸司がどんなパフォーマンスを見せてくれるか、私は楽しみにしています。