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2014年11月15日土曜日

ブラジリアン柔術教則本コラム(8) 最終話 さらば愛しき者たちへ


本記事を持ちまして「ブラジリアン柔術教則本コラム」は最終回となります (タイトルに意味はありません)。

本書の一般販売も無事開始致しました。すでにお手元に取って頂いている方もおられると思います。写真はジュンク堂池袋店様です。中井先生、ヒクソンの本と同じ並びのコーナーに設置して頂いたようです。

お陰さまで、本書は発売と同時にほぼ売り切れ状態となり、書店、インターネットでの注文は、現在難しい状況です。ご迷惑をお掛けしておりますが、再入荷の目処が立つまで今暫くお待ち下さい。

コラムの最終回は、本の内容とは関係ない視点から書こうと思います。

本企画における最大の達成目標は、私自身が欲しかったアイテムを、ビジネスとして成立させて、プロに制作してもらう、これに尽きました。

トライフォース柔術アカデミーの公式教材ではありますが、一般向けとして活用できるコンテンツに仕上げることにより、それを実現させることが出来ました。

当たり前の事ですが、売れると判断されなければ、出版社に企画が通ることはまずあり得ません。なので私のアイデアを丁寧に説明し、理解を得る必要がありました。

なので企画が通った時点で、私の目標の半分は達成出来ており、作品が完成した時点で、残りの半分も達成しました。あとは出版社さんの領域です。

実際のところ、アカデミーの公式教材を作ろうと思えば、写真付きの教則本も、DVDも、自主制作で作れると思います。しかしそれをプロのクオリティで作るとなると大変です。

何とか作れたとしても、労力や費用の割には、コストの回収方法が道場での手売りくらいしかないとなると、良いアイデアもなかなか実行に移せません。

こうして改めて考えると、本プロジェクトは、私の考えうる最高の形で成就させることが出来たと思います。

5年前に私が新明や芝本らに語っていた「5年後のビジョン」は100%達成出来たと思います。なので「10年後のビジョン」もきっと実現することでしょう。

直近では、ウェブサイトのリニューアル、そしてオンライントレーニングサイトの開設といったプランが控えております。一つずつ着実に実行に移していこうと思います。