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2014年10月20日月曜日

ブラジリアン柔術教則本コラム(2) 書籍の持つパワー


こんにちは、早川です。

ビデオオンデマンドでの教則が主流になりつつある中、本作品をあえてDVDで、しかも単体では出さず書籍と合わせて出す事にこだわったのは、私が書籍の持つパワーを信じているからです。

全国の書店にこの作品が陳列され、ブラジリアン柔術とトライフォースの存在を知ってもらうことにこそ、この企画の価値があります。トライフォースの可能性を、あらゆる方向へ広げるための、土台作り、インフラ作りがようやく完了したという思いです。

オンラインコンテンツは重要ですし、次はその準備に入ります。しかしYouTubeをはじめとしたインターネットに動画を垂れ流すだけでは、やはり片手落ちの普及になると思っています。業界の第一人者としての私の使命は果たせません。

価値があると信じているものでも、より多くの人に見てもらわなければ意味がありません。書籍はその一翼を担えるものであると確信しています。柔術を知らない人にも、もしかしたら手に取ってパラパラとめくってもらえるかもしれません。これから何かをはじめようかなと思う人達に、うったえかけるものがあるかもしれません。

本のサイズにもこだわりがあります。ビジネスバッグに収納出来、いつも傍らに置いてもらえるサイズを選択しています。視聴環境や音のマナー、スマホの充電残量などに左右されないツールとしても、書籍はまだまだ有用であると思っています。